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新米ヒストリアン [ヒストリアン日誌]

 第14回東日本区大会の二日目、役員引継式で、13年間務められた吉田明弘さんから、ヒストリアンの役職を引き継ぎました。理事は別格として、書記、会計、事業主任、部長は、バッヂを交換して引き継ぎますが、ヒストリアンには専用のバッヂはありませんので、吉田さんに「長い間ご苦労様でした」と声を掛けるのみでした。しかもステージの前面で部長や事業主任が引き継ぎをしている、その影で、人知れず(?)の引き継ぎとなりました。
 一年前の区大会の時に、吉田さんからそれとなく打診されたのですが、はっきりとした返事もせずにいました。その後、9月下旬頃、次期理事の河合さんから正式に依頼があり、お応えしました。
 尊敬する吉田さんの後任と言う栄誉と、責任の重大さと、自分のようなもので良いのかという戸惑いと、そんな感情の絡み合いとともに、吉田さんが発信していた「Historian’s View」(以下H・V)のことが脳裏をかすめました。このような媒体が終わってしまうのは、もったいない。しかし、私にはとても「H・V」は書けません。もし、書けるとしたら“Viewもどき”です。View(見解)ではなく、Watching(観察)です。そんな思いを巡らせて、将来何らかのメディアで発信するとしたら、と思いついたのが、ワイズダムを観察する=「Y’sdom Watching」というタイトルです。
 もう一つは、“甲府ワイズ文庫の司書”としての発信です。これまで、「甲府ワイズ文庫」では、各クラブの例会や、その他の会合での卓話や講演、またブリテンに掲載された論文などを収蔵してきました。しかし、これまでのような受け身の姿勢では、なかなか文献も集まらず、これからの図書館は自ら発信する役割も果たすべきではないかとの考えから、新たな媒体が必要ではないかと思っていました。そしてその時のために、日頃から訓練をしておこうと思い立ち、こっそりと始めたのがこのブログです。たまたま、2010年10月2日に、私も関わった長野クラブのチャーターナイトがあり、これからスタートしようと思いました。
 今後は、このブログを重ねると同時に、「H・V」の後継として位置づけられるような「Y’sdom Watching」を発信できたらと願っています。
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