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松本クラブ・第12回アジア賞授与式 [地域奉仕事業]

12回アジア賞.jpg 松本クラブの地域奉仕事業である「アジア賞」の授与式に出席しました。大学関係者、ワイズメン、留学生など60人近い出席者がありました。この事業はアジアからの信州大学、松本大学への私費留学生を支援するため、作文コンテストを実施し、優秀者を表彰するものです。1999年から始められ、今年で12回目となりました。これまでに延べ380名の応募があったそうです。今年は6カ国の学生22名が応募しました。最優秀賞は、中国・内モンゴルからの留学生、チンゲル君(信州大学4年)の「あの時はもう帰らない」という作文で、学費補助として5万円が贈呈されました。この他、優秀賞(同3万円)2名、佳作(同1万円)5名、審査員特別賞2名、伊藤賞1名が表彰されました。選にもれた応募者全員にも参加賞として図書券が贈られました。「伊藤賞」というのは、松本クラブのチャーターメンバーで、このアジア賞の発案者でもある、故伊藤義則さんを覚えてのものです。
 ワイズにおける地域奉仕事業にはさまざまなものがあり、以前4つのキーワードに分類したことがあります。すなわち「共生」「環境」「文化」「健康」です。例えば、東京グリーンクラブの「神田川船の会」は、「環境型」ですし、東京西クラブの「WHO」は「健康・文化型」、また富士山部の多くのクラブで実施しているドッジボール大会やサッカー大会は「健康型」と言えます。
 松本クラブの「アジア賞」は、留学生を支援するという意味で「共生」に、作文コンテストという側面からは「文化」に当てはまる「共生・文化型」の事業です。
 また、“どこへ奉仕するか”という観点から考えますと、松本市に住み、松本にある大学で勉強をしている学生にですから、文字通り地域(地元)への奉仕なのですが、留学生がやがて母国へ帰るということを考えると、アジアという広い地域への奉仕にも繋がる訳で、極めてグローバルなプログラムと言えます。
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